【アニメ感想】泣ける漫画の代表作!「花田少年史」のあらすじ・主要登場人物の声優紹介

 

「花田少年史」は全5巻。
2002年にはアニメ化、2006年には映画化もされています。
作者は、一色まこと。

 

花田少年史

絵柄からは全く想像できませんが、個人的にはこの作品はめちゃくちゃ泣ける漫画の代表作です。

主人公は、やんちゃを絵に描いたような少年・花田一路

物語は、一路少年が交通事故に遭ったことで幽霊が見えるようになってしまったことから始まります。

近所では評判のやんちゃ小僧の一路もオバケの類だけは大嫌いで、だけど幽霊たちは、自分の姿を見ることができる一路を頼って様々な「お願い」を頼んできます。

最初はそんな「お願い」を断ろうとしていた一路でも、幽霊に脅されたり(ほぼこの手法)、しつこく懇願されて仕方なしに、「お願い」を引き受けます。

「お願い」は幽霊と生者(現世)を繋ぐものであり、この漫画は、その橋渡し役となる一路との交流も描いた感動ギャグ漫画となっています。

まさに、笑いあり、涙あり(まくり)の作品なのです。

主要登場人物と声優

アニメ化もされた「花田少年史」の主要登場人物と声優の紹介です。

花田一路(CV.くまいもとこ)

ドやんちゃにも程があるだろレベルのクソガキ悪戯少年。

演じたくまいもとこさんの声がピッタリ過ぎて、漫画を読めばくまいさんの声で蘇ります。

「カードキャプターさくらクリアカード編」では李小狼を演じていらして、そちらでは花田少年とは違い落ち着いたトーンです。

花田寿枝(CV.田中真弓)

一路の母。
風貌は田舎のカーチャンそのまんまで、一路の悪戯好きっぷりに毎日手を焼いている。

「おそ松くん」のチビ太、「ドラゴンボール」のクリリン、「ONE PIECE」のルフィなどなど、少年役のイメージが強い田中さんも、中年女性を演じています。

意外にも?かなりしっくりきます!(笑)

花田大路郎(CV.矢尾一樹)

一路の父。
一家の大黒柱で、大工さん。
ちゃらんぽらんの酔っ払いジジイという印象が拭えない。

田中さんに続き、「ONE PIECE」のフランキーで有名な矢尾さんです。

2006年に肝付兼太さんが亡くなられ、後任に「それいけ!アンパンマン」のホラーマンを担当されているので、小さいお子さんも声を聞けばわかります。

花田徳子(CV.竹内順子)

一路の姉。
母の寿枝にそっくりな風貌で、やんちゃ過ぎる弟に嫌気が差している乙女なお姉さん。

「HUNTER×HUNTER」のゴン=フリークスや「NARUTO-ナルト-」のうずまきナルトで有名な竹内さんですが、私は最近では映画「ズートピア」のヒツジの副市長の吹き替えが印象に残っています。

花田徳路郎(CV.野沢那智)

一路の祖父。
なんだかんだ一路には甘い気のイイじいちゃん。

俳優アラン・ドロンの吹き替えと言えば野沢さんですね。

私はPSPゲーム「CCFF7」で登場した、宝条博士の印象が強いです。(野沢さんは2010年に亡くなられているので、リメイク版FF7の宝条博士はどなたが演じるのか気になる所です。*追記! リメイク版での宝条博士は千葉繁さんが演じていらっしゃいます!!)

ジロ(CV.松本梨香)

花田家の飼い犬。
保健所に連れて行かれる所を、一路の活躍?により花田家で引き取ることとなる。
「クレヨンしんちゃん」のシロを彷彿させる名犬。

松本さんの代表作は、やはり「ポケットモンスター」のサトシでしょう。

松本さんはジロの他にも、幽霊になったマダム・カトリーヌ、一路のクラスメイトの洋平を演じています。

村上壮太(CV.桑島法子)

一路の親友。
父を亡くしており、母子家庭。気が弱くすぐに泣いてしまう。

なんと壮太は桑島さん!

桑島さんと言えば、私は「CLANNAD」の坂上智代がすぐに浮かびます。

他にも、「犬夜叉」の珊瑚や「薄桜鬼」の雪村千鶴などなど、たくさん演じていらっしゃいますね。

村上美代子(CV.野沢由香里)

壮太の母。
夫を亡くしてから、女手ひとつで壮太を育てている。優しく働き者で、息子思いな性格のお母さん。

アニメより、洋画の吹き替えのイメージが強い野沢さんです。

私は野沢さんと言えば、アメリカドラマ「CSI:ニューヨーク」の女刑事ステラ・ボナセーラ役の印象が強いので、壮太のお母さん役とのギャップにビックリしました。

市村桂(CV.ゆきのさつき)

一路の隣のクラスの女の子。
母は看護師だったが患者と駆け落ちしてしまい、以来父と二人で暮らしている。
男勝りな性格で、一路とも取っ組み合いの喧嘩をして一路に怪我を負わせるほどの強者。

ゆきのさんも桑島さんと同じく、「犬夜叉」の日暮かごめ、「CLANNAD」の相良美佐枝がすぐに頭に浮かびます。

市村和夫(CV.龍田直樹)

桂の父。
娘の桂にも軽くあしらわれるほど、気が弱く酒にも弱い。薬剤師をしている。

龍田さんは、「ハイスクール!奇面組」の大間仁、「ドラゴンボール」のウーロン、「21エモン」のゴンスケなどなど、私ら世代が子供の頃からお世話になっているベテラン声優さんです。

まとめ

花田少年史のあらすじ・主要登場人物と声優さんの紹介でした。

漫画の内容はもちろんですが、アニメも実力のあるベテラン声優陣に支えられているので、違和感なく「花田少年史」の世界観に引きずり込んでくれる、とても素晴らしい作品です。

アニメの主題歌は、オープニングもエンディングも当時人気のあったBackstreet Boysで、これもまたアニメの世界観とは違うバリバリの洋楽なので、異色のコラボを楽しめますよ。

 

DVD-BOXだと、Disc5枚で全話入っています。

もちろん原作漫画も涙が止まらない。

 

 

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