FFⅦ REMAKEでも、会話の選択肢等によって好感度が変わるシステムが採用されていますが、選択肢が原作無印よりも頻度がだいぶ減っていたり、選択肢が出た会話が変更になっていたりするので、全て検証していきます。
*以下、原作FF7本編のネタバレが少々あります。FF7を未プレイの方はご注意ください*
原作版とリメイク版の会話の違い
初見のプレイ感想だと、原作に比べればかなり会話の選択肢が削られて、クラウドの回答が一択の方が多かったです。
はじめから見ていきましょう。
チャプター1. 壱番魔晄炉
初めての選択肢は、壱番魔晄炉で設置した爆弾の時間を決める時。
リメイク版では自分で時間を設定できます。
好感度には関係ないですが、20分にしておくとあとでジェシーからアイテムが貰えます。
チャプター2. 八番街の出会い
好感度に関連する初めての会話選択肢は、もちろん八番街でのエアリスです。
会話の導入部分と台詞のニュアンスは原作と違いますが、
リメイク版でも、エアリスから花を買うかどうか選べます。
もちろん、原作ではお花を買えばエアリスの好感度が上がり、断ればティファの好感度が上がります。(買った後にティファに花をあげても好感度は上がります)
原作では断ればここで会話終了ですが、リメイク版では花を断ってもエアリスから押し売り(笑)され、次に原作では無かった選択肢が出てきます。
最初から花を買っていればこの選択肢は出ませんが、一度断ると、花の値段は相手を見て決めると言うエアリスに対し、更に選択肢登場。
リメイク版では定かではないですが、ここで再度キレ気味に断ると、エアリスの好感度が下がるのでしょうか?
原作の七番街スラム駅行きの列車内では、ジェシーが
「今度、私の手作り作品をプレゼントしちゃおうかな」
と言って、ティファの好感度を下げる選択肢が発生しましたが、リメイク版ではただジェシーと会話するだけで終了です。
チャプター3. セブンスヘブン
次は、ティファ相手の会話です。
原作では、エアリスから貰った花はティファかマリンか、どちらかにあげるか選択できたのですが、リメイク版ではティファ一択。
最初は「なぜマリンにあげられないの!?」と思いましたが、ティファに対して好意を持っていてもおかしくないリメイク版のクラウドならば、ティファ一択でもおかしくありません。(個人的にはここは選択制にして欲しかったけど)
★リメイク版では、クラウドとティファの関係が一変!
【FF7R考察】ティファの性格が変わった? リメイク版ではクラウドとティファの親密度が更にアップ!お花を貰った時のティファの表情が、妙に色気が…。
翌日になり、ティファと全てのクエストをこなすとEXTRAクエストが発生し、ティファとの二人きりイベントでは、
リメイク版のみの、再会のお祝いをするための服装選びの選択肢です。
選択肢によって、チャプター9のコルネオの嫁オーディション時のドレスが変わります。
セブンスヘブンに戻ると、バーテンダーのティファから、キツイのを飲むかどうかを選べます。
原作では、キツイのを選ぶとティファの好感度が上がりました。
リメイク版では、どちらの回答でもティファがスペシャルカクテルを作ってくれます。
チャプター4. 真夜中の疾走
ここではリメイクされて大いに魅力がアップした、ジェシー相手の選択肢です。
★大人可愛いジェシーの紹介記事は、こちらから。
【FF7R】もはやヒロイン枠!? 大人可愛いジェシーの存在感が半端ない!リメイク版でアバランチメンバーに焦点を当てた結果でしょう。
こちらは好感度と関係あるかはわかりませんが、
ジェシーの父親の部屋で、おそらく過去に両親に宛てたジェシーの手紙を読むかどうかの選択肢が出ます。
読んでも読まなくても、同じなような気がします。
その後、ジェシーの秘密の依頼が終了して、クラウドが家まで報酬を貰いに行った時、
突然抱き着かれた後の、ジェシーから「明日夜に来て」と大胆なお願い!
原作のエアリスでさえ、ここまで大胆かつ積極的なアプローチは無かったのでは…。
クラウドが怒ると、サッと引く辺りも大人でした。
翌日、リメイク版の新しい要素であるフィーラーの襲撃によりジェシーが負傷したため、急遽、参加予定の無かったクラウドがジェシーの代わりに伍番魔晄炉に行くことに。
原作ではティファが、
「あ~あ! 本当に行っちゃうんだ! 可愛い幼馴染の頼みも聞かずに行っちゃうんだ!」
とクラウドを引き留めてからの選択肢が出ましたが、
「…約束も忘れちゃった?」
など、リメイク版ではティファのこの一連の流れの台詞は全カット。
給水塔での思い出も、クラウドが自分で思い出したように変更されていました。
原作ではティファに思い出を促され、約束を果たすために伍番魔晄炉に行くことになりましたが、リメイク版では自ら給水塔での約束を思い出したクラウドが、ティファにそれとなく「話を聞くぞ」と促します。
そんな優しい気遣いを見せるクラウドに対し、ティファは絶対に「手伝って!」とは言いません。
ティファの性格が原作よりも明るく控えめ要素も薄くなり、作戦実行を未だに迷っているという設定に変わったので、それに合わせての改変なのでしょう。
リメイク版では、クラウドは伍番魔晄炉に行く予定もなく、ティファにアパートを紹介して貰っていたため、
「よく眠れた?」
という、原作にあったティファからの質問もありませんでした。
チャプター7. 伍番魔晄炉の罠
エアバスター戦後、爆発によってクラウドがプレートから落ちかけた時は、
「強がる」一択です。
そりゃあね、これまであんなに強いアピールをしてきたのに、「ダメかもしれない…」なんて言えませんわな(笑)
チャプター8. 再会の花
エアリスとの再会時は、リメイク版では明確な選択肢は一切出ないものの、
「話がしたい」と提案するエアリスに、このまま話しかければ肯定、話しかけずに無視することで、否定することも可能です。
無視すると、原作同様にエアリスが可愛く嫌味を連発してきます(笑)
そしてなんとリメイク版でも、レノが扉の外で待ってくれています。
エアリスを助けるための、屋根裏でタルを落とすイベントは全カットとなりました。
その後、伍番街スラムに戻り、リーフハウスの子どもたちの後姿をみたクラウドが、子ども時代のティファの幻覚を見て、思わず「ティファ…」と呟き、エアリスに「彼女?」と聞かれます。
リメイク版では、即答で「違う、そういうんじゃない」と否定一択のクラウドでしたが、なぜかその後に、
「でも、説明できそうにない」
と付け足します。
彼女じゃないと否定しておきながら、でも説明できない関係って……何その中途半端な説明?
やっぱりクラウドはティファのことが好き設定ということか?
チャプター9. 欲望の街
みどり公園でいよいよエアリスとお別れの時、原作では「七番街まで一緒に」を選べばエアリスの好感度を上げられる選択肢が出ましたが、
リメイク版では「家まで送る」一択、エアリスの「それって 変じゃない?」の返答も同じです。
場所は変わって、ウォールマーケット。
ティファのドレスは、チャプター2での回答によって種類が変わり、エアリスのドレスはチャプター8でのクエストクリア数によって変わります。
原作では集めるアイテムによって、コルネオのお嫁ちゃん選びにクラウド・エアリス・ティファの三人を選ばせることが可能でしたが、今回はリアル女装をしたクラウド嬢一択です。
なので、原作にあったコルネオの館でのおしおき部屋での選択肢は全カット。
その代わり、リメイク版では宿屋の客引き相手にこんな選択肢が出ます。
追記! ウォールマーケットでの選択肢は、アルティマニアによるとサムとマムの好感度(どちらから依頼を貰うか)に関係するようです。
上の二つの返答をすると、エアリスの鋭いツッコミが入ります。
更に推薦人を得るための過程では、チョコボ屋のサムにティファの特徴を聞かれます。
エアリスとティファの好感度に関係しそうな質問ですね。
マダム・マムの手揉み屋では、手揉みのコースを選択できます。
極上の揉みは、ある意味大人向けでした(笑)
また、エアリスの服装の感想を聞かれた時には、こんな選択肢。
サム相手には、コインの裏表を当てる選択肢もあります。
好感度関係ないですが、選択肢によって、クラウドのドレスが変わります。
チャプター10. 焦りの水路
地下下水道に落とされた後、倒れているエアリスとティファのどちらかに話しかけます。
もちろん、リメイク版でも先に話しかけた方が好感度が上がるようです。
ティファに先に話しかけると、エアリスとどういう知り合いなのか気になっている、クラウドにプンスカティファちゃんが見られます。
チャプター12. アバランチの死闘
プレート落下を阻止するため、七番街の支柱の途中で瀕死のビッグスに会った時は、
こんな選択肢。
原作でのビッグスとの会話では「星の命にはまだ興味ないか?」でしたが、リメイク版ではアバランチと交流を深めているので、このような会話の流れになったのでしょう。
直後のジェシーの会話でも、原作の「最期に話せて良かった…」からクラウドの返答に選択肢が出ましたが、リメイク版では、ジェシーとの会話では選択肢は出ません。
チャプター14. 希望を求めて
ここまで好感度に関係しそうな会話はそこそこありましたが、14章でようやくそれぞれの決意表明です!
エアリスの好感度が高い場合。
「でもね 好きにならないで」
未来のこと予知しているからこその台詞なのか、この時のエアリスの気持ちを考えると泣ける…。
★リメイク版ではエアリスの性格が控えめに?
【FF7R考察】フィーラーの存在があるために、エアリスは控えめに? リメイク版でのクラウドとエアリスの仲を探る!次に、ティファの好感度が高い場合。
「また なくなっちゃった」
チャプター2からずっと思ってたけど、お前らもう付き合っとるやろ!
最後に、バレットの好感度が高い場合(エアリスとティファの好感度が低い場合)。
「エアリスを助けた後で 紹介してやるよ」
ここでジェシーの話とか止めてよ父ちゃん…。
ちなみに原作では、チャプター13辺り、エアリスの家でマリンがクラウドに、「(エアリスは)クラウドのこと好きなんだよ、きっと」という直球な会話を投げかけ、クラウドの返答に選択肢がありましたが、リメイク版ではマリンとの会話は全カットされています。
神羅ビル内でも、エアリス救出後に捕われることがなかったので、独房などでの選択肢は出ませんでした。
まとめ
原作版とリメイク版の、好感度に関連していそうな会話選択肢の違いをまとめてみました。
初プレイ後の率直な感想は、やはりストーリーがティファ寄りなのかな?というイメージですね。
最初からクラウドとティファがめちゃくちゃイイ雰囲気だし、原作と違いエアリスがグイグイとクラウドに積極的に押してこないし、なんだかんだティファよりもエアリスの方が登場シーンが少ないので、余計にそう思うのかもしれません。
原作ではクラウドの態度は一貫して誰にでもクールだけど、リメイク版では選択肢関係なく、ティファにだけ優しいですしね。
第二弾ではどのような展開になるか、不安と楽しみで一杯です。
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