FFⅦ REMAKEにおいて、フィーラーを倒す必要が本当にあったのか、また、エアリスとセフィロスの本当の目的、フィーラーが守ろうとしている運命を考察していきます。
*以下、FFⅦ REMAKEのネタバレがあります! FFⅦ REMAKEを未プレイの方はご注意ください*
フィーラーを倒す必要はあったのか
FF7リメイク版をプレイしてみて感じた一番の謎が、ラストでフィーラーを倒したことです。
運命の番人フィーラーはFF7原作のストーリー通りに運命を修正してきましたが、よくよく考えてみたら、星の未来を考えれば修正されても全く問題無いんですよね。
「わたし どうにかして助けたい」
「みんなを 星を」
未来を知っていそうな物語キーパーソンのエアリスは、こんなことを言っています。
しかし、未来を知っているならばわかっているはずです。
このまま物語が進めば、「みんな」も「星」も問題なく助けられることを。
(エアリスの犠牲があった上ですが)
原作通りならば、セフィロスによってメテオは降ってきてしまいますが、エアリスの意志が溶け込んだライフストリームと彼女が発動していたホーリーがしっかりと星を救うわけで、もちろん星にとっても人々にとっても痛手はありましたが、結果的に星と星に住む住人は救われたのです。
それなのに、エアリスは仲間たちと原作厨?フィーラーを倒しました。
「みんな」も「星」も助けられる未来を、自ら捨ててしまったのです。
なぜ、エアリスはフィーラーを倒してしまったのでしょうか?
世間ではパラレルワールド説やエアリス2周目説が主流の中、あえて逆の考察をします(笑)
エアリスは全ての未来を知っているわけではない
まずは単純に、エアリスは全ての未来を把握していない説を挙げます。
こちらの記事で考察したように、
【FF7R考察】運命の番人 フィーラーとは? エアリスは本当に未来を予知している?エアリスは、大まかな未来は多少知っていても、実は未来を完璧に把握していないのです。
なんとなく、メテオが星に降ってくること、その原因がセフィロスであること、セフィロスを追う過程でもしかしたら自分も命を落とすかもしれないこと。
大まかにこの3点ほどしか予知できていないので、
フィーラーを倒す→セフィロスも倒す=星を救える?
くらいの認識でいるのです。
原作メンバーであるクラウドたちならば、無事にセフィロスを倒せることもそれとなく予感めいたもので知っているため、「このみんなが一緒ならできる」という言葉が出て来た、というわけです。
フィーラーを倒さなければいけない理由
では次に、逆にフィーラーを倒さなければいけないとしたら…?という観点から考察してみます。
フィーラーが守ろうとしているもの
発想を転換させて、実はフィーラーが守ろうとしているのは原作未来ではない説です。
物語中で突然に出現するフィーラーは常に原作通りに運命を修正していくので、私たち原作ファンは、
「フィーラー=原作厨か?」
と揶揄し、だからこそフィーラーは「原作未来=エアリスがしんで星が守られる未来」を守るために動いていると認識しがちですが、実は彼らが守ろうとしている本当の未来は、私たちが知っている原作未来ではないということです。
もっと突き詰めて言えば、
フィーラーが本当に守ろうとしているのは、星が滅亡する未来
です。
セフィロスとのラストバトルの後、世界の先端とやらでセフィロスがクラウドに語り掛けるシーンで、
「我々は あれの一部になるらしい」
「俺は消えたくない」
という台詞があります。
「この星が 死のうとしている」
「悲鳴もあげず 静かに ゆっくりと」
「私たちの星が 消えてしまうのだ」
こちらはチャプター2のセフィロスの台詞です。
エンディング前と同じようなことを言っています。
セフィロスの一人称が「俺」と「私」で違うのも気になりますね。
この台詞はこのままの意味で受け取れば、いずれ星が銀河に飲み込まれるのか、それともジェノバ以来の災厄(隕石等)がまた降ってくるとか、とにかく星全てが消えてしまうことを意味しています。
この記事では後者の、災厄という言葉で統一しています。
セフィロスにしてみれば、星がなくなってしまえば、本来の彼の目的であるメテオを発動して、ライフストリームの力を取り込み神になるどころの話ではありません。
だから、フィーラーが守ろうとしている「星が滅亡する未来」の運命にどうにか抗いたいのです。
「おまえの力が必要だ クラウド」
「ともに 運命に抗ってみないか?」
ライフストリームで膨大な知識を吸収し、チートですがジェノバの擬態能力によって古代種の能力(ここではエアリス同様にフィーラーが見せる未来の断片を読める能力)も若干持っているセフィロスは、フィーラーの望む未来も把握してしまったと考えられます。
そして、おそらくですが次作以降でも謎の敵としてフィーラーは現れます。
セフィロスは、クラウドたちにフィーラー(災厄)を完全に消滅して欲しいのでしょう。
自分だけではどうしても抗えない運命(セフィロスは災厄を防げない)なので、近い未来にエアリスと共に行動するであろうクラウドに協力を求めているわけです。
フィーラー(災厄)を消滅させ星が滅亡する未来の可能性が完全に断たれれば、あとは再びクラウドを利用してメテオを発動すればいいだけの話ですからね。
(その時は再びエアリスの命も危なくなりそうですが)
フィーラーはセフィロスにとって、時には味方ではあるけれど、敵でもあるのです。
それぞれの本当の目的
フィーラーが守ろうとしている運命=星が滅亡する未来
ならば、フィーラーの正体が気になるところです。
これは完全に妄想ですが、例えば、セフィロスの介入によってライフストリームに溶け込めなくなった膨大な星の命たちが、安寧の眠りを得るために星の滅亡を自ら望むようになった、とか……。
終盤で聞こえた星の悲鳴も、セフィロスのせいで起きたことらしいので。
しかしこれだと、破滅思考過ぎて厨二病っぽいですね(笑)
まぁ今作ではフィーラーの正体まではさすがにわからないので、そこはさておき。
フィーラーが本当に守ろうとしているものが星が滅亡する未来だと仮定して、セフィロスが「運命に抗いたい」と言っていることから、フィーラーの望む星の滅亡は、おそらくセフィロスがメテオを呼ぶ前にやって来ます。
また、エアリスとセフィロスがフィーラーの目的を知ってしまっているとするなら、彼らの目的もそれぞれ違ってきます。
- フィーラーは、星に災厄が降って来るまで、運命の修正を行っていく。
- エアリスは、フィーラー(災厄)とセフィロス倒したい。
- セフィロスは、フィーラー(災厄)を倒したい。
ざっと簡単に言えば、こんな感じです。
フィーラーは次回作以降でも再び出てくる可能性が高いですね。
出てくる度に、とりあえずは「原作通り」に運命を修正してくるでしょう。
物語の分岐点を予想
フィーラーが望む運命を辿るとするならば、セフィロスにしてみれば自分がメテオを落とす前にちゃっちゃとフィーラーを倒しておきたい所でしょう。
フィーラーを完全消滅させて星の滅亡運命を避けられれば、あとは元々ある自分の目的のため、エアリスのホーリーを邪魔すれば良いだけの話です。
エアリスも、星の滅亡運命を望むフィーラーをちゃっちゃと倒し、メテオを防ぐためにとにかくホーリーを発動させておきたいはずです。
となれば、まずはクラウド一行&セフィロスでフィーラー(災厄)撃退が最優先になるでしょう。
これを大まかなストーリーの分岐点で解説すると、クラウドたちがフィーラーを撃退できるか否かと、エアリスのホーリー発動が大きな鍵となってきます。
私の予想では、
- フィーラー撃退可能
=災厄も回避
=原作通り - フィーラー撃退不可
=災厄から星を守る為、エアリスがホーリー発動
=災厄回避&フィーラーも消滅
=セフィロス本領発揮
=ホーリー発動できない!?
この2パターンです。
1は無事にフィーラーを撃破できる場合です。
物語の途中で大物ラスボス級フィーラー撃破イベントが発生し、そこでなんとかフィーラーを倒して星が消滅する運命を回避します。
あとは、ほぼ原作通りのストーリーでしょう。
2は何らかの理由でフィーラーを撃破できない場合です。
このまま運命に抗えないのか…と絶望しかけた時に、エアリスがホーリー発動、エアリスのホーリーを止めようとするフィーラーたちを、クラウドたちだけでなくセフィロスまで守ってくれるような展開になるかもしれません。
無事にホーリーが発動し、災厄から星を防げたらフィーラーは消滅。
良かった良かったなんて言ってたら、早速セフィロスが暗躍してクラウドから黒マテリアGET…。
2ではエアリスが生存していますが、ホーリーは二度も発動できないからこれからどうしよう?という展開です。
フィーラーの目的
では、肝心のフィーラーの目指すべき運命です。
フィーラーが修正しようとしている運命は、災厄によって星が滅亡する未来です。
かつ、「ホーリーが発動されない未来」も望みます。
エアリスが持つ白マテリアで発動する究極防御魔法のホーリーは、本来星に害をなすものを消去する魔法です。
とすれば、星を壊すメテオはもちろん、星を滅亡に導く「災厄」からも守ってくれるでしょう。
フィーラーは途中までは原作通りに運命を修正してきても、エアリスが忘らるる都で祈りを捧げていたら、邪魔しに来るかもしれません。
とにかく、フィーラーはエアリスにホーリーを発動させたくないんです。
これが彼らの目的で、しかし神羅ビル脱出まではまだまだ物語の根幹にまで到達していないし、忘らるる都でのイベントまでは原作と同じ運命を辿るので、一見すると原作通りに運命を修正しようとしている風に見えます。
また、終盤のフィーラーとのバトル中に500年後のレッド13の姿が見えたのは、フィーラーが撃破されかけているために、本来フィーラーが望まない未来の断片が見えてしまったということ……なのかも。
(レッド13は「我々が捨てようとしている風景だ」とは言っていたけど、実際は間違い?)
エアリスの目的
フィーラーに触れることで断片的な未来が視えてしまっているエアリスも、「フィーラーが望む未来の運命=滅亡する星の姿」を知ってしまったと仮定します。
「星の本当の敵はセフィロス」
「だから止めたい」
と言っているエアリスは、セフィロスの凶行を全力で阻止したい。
更に、現在フィーラーが修正している運命が、実は星が滅亡する未来だということも知っている。
となれば、
エアリスの目的は、星が滅亡する運命を阻止し、かつセフィロスを倒すこと
です。
つまり、1の未来がエアリスが望む未来です。
- フィーラー撃退可能
=災厄も回避
=原作通り
1の未来は、いわゆる原作未来です。
無事にフィーラーを撃破し、その後の脅威であるメテオも、エアリスのホーリーで守られるという未来です。
自分の死が確定していますが、星と仲間たちを守るためならば、エアリスならば原作通りに動いてしまうでしょう。
ホーリーが二度発動できるなら、2の未来が一番理想ですが、そこは今作の時点では不明です。
……とはいえ、今作のエアリスはまだここまで具体的な未来はわかっていないと思います。
なんとなく、フィーラーを倒し、セフィロスも倒さなくてはいけない、ということだけがわかっているくらいでしょうか。
次作以降でセフィロスやフィーラーが再度現れ、物語を進めて行く内に、自分の辿る未来が視えてしまうのだろうと思っています。
フィーラーが原作通りに運命を修正しようとしているのかと思いきや、最終的に原作未来を望んでいるのは、実はエアリスだったというオチですね。
だからこそ、自分の死を強く予感しているため、クラウドにあんな台詞が出たのかもしれません。
★エアリスの「好きにならないで」の意味とは?
【FF7R考察】エアリスの台詞「好きにならないで」の意味セフィロスの目的
最後に、セフィロスの目的です。
上記で説明したように、セフィロスもライフストリームに落ちたことで星に関する知識を深め、エアリスほどではないにしろジェノバ細胞の擬態能力によって古代種の能力(フィーラーが見せる未来の断片を読める能力)があるため、フィーラーの望む未来を知っています。
なので、セフィロスの目的はただひとつ、
まずは、星が滅亡する運命(災厄)を防ぐこと
です。
上記の大まかストーリーで言うなら、2の未来がセフィロスの理想です。
- フィーラー撃退不可
=災厄から星を守る為、エアリスがホーリー発動
=災厄回避&フィーラーも消滅
=セフィロス本領発揮
=ホーリー発動できない!?
自分では防ぎようもない災厄が星に降ってくれば、セフィロスは最後必ず消滅する運命です。
原作と違うのは、エアリスをころさずにまずホーリーを確実に発動させた方が、今作セフィロスにとって都合が良いことです。
なんといっても、フィーラー自身を完全撃破するよりも、エアリスにホーリーを先に発動させて災厄を防がせた方が、セフィロスには得策だからです。
普通にフィーラーを撃破してしまえば、まだ残っているエアリスの最終奥義ホーリーを発動させられる恐れがあるので、そこは絶対に避けたい所です。
もしかしたら、フィーラーを撃破しようとするクラウドたちを邪魔しに入るかもしれません。
エアリスが災厄から星を守るために、ホーリーを唱えざるを得ない状況に追い込むためです。
エアリスが一度ホーリーを発動させて災厄さえ防いでくれれば、あとは自分の独壇場になります。
白マテリアを完全に破壊するか、ホーリーを再度発動させないようエアリスの命を奪っとけばいいだけの話だからです。
こうなると、
エアリスのホーリーは阻止したいフィーラー vs 原作とは違い、エアリスを生かしてホーリーを発動させたいセフィロス(vsとりあえずフィーラーを先に撃破したいエアリス?)
の構図になり、原作と少し展開が変わってくるかもしれません。
祈りを捧げるエアリスにフィーラーが襲い掛かるも、助けるのはセフィロス!?…なんて展開になるかもしれません。
ここでエアリスの生存ルートを再び検証
こちらの記事にエアリス生存ルートについて書きましたが、
【FF7R考察】エアリス生存ルートはあるのかフィーラーが本当に修正したい運命=星が滅亡する未来で、そのことをエアリスが知ってしまったがためにそれを阻止するために動いているのだとしたら、エアリス生存ルートはかなり現実味を帯びてきます。
上記の解説通りとするなら、
- フィーラーは星に災厄を降らせる運命を辿らせている
- そのために、フィーラーはエアリスに星を守る防御魔法ホーリーを発動して欲しくない
- エアリスはフィーラーとセフィロスから星を守るため、先にフィーラーを撃破してから、原作通りホーリーを発動させてメテオも防ぎたい
- メテオの脅威となる存在が無くすため、セフィロスはいち早くエアリスにホーリーを発動させたい
- フィーラー撃破前にホーリーを発動すれば、最低でも災厄は防げる
- ホーリーを二度発動できる手段があるなら、エアリス生存でフィーラーの運命もメテオも断ち切れる可能性がある
と、なります。
要は、星のために確実に星の滅亡とセフィロスの野望を阻止できる原作ルートでエアリスを犠牲にするか、エアリスが生き延びるもホーリーを二度も発動できないため、フィーラーの運命からもセフィロスの野望からも星を守れる手段をこれから探すか、どちらかになります。
まるでユウナを助けようとしたFF10のようですね(笑)
こうなってくると、まずは1周目で普通にフィーラーを撃破して原作通りEND、2周目or追加DLCでフィーラー撃破できずの生存ルートなんてことも……あるかもしれません!?(完全に個人の妄想です)
ザックス生存説も検証
ついでにと言っては失礼ですが、フィーラーやエアリスたちの目的がわかったところで再び謎になるのが、終盤とエンディングに登場したザックスです。
★ザックスとジェシーの生存考察記事は、こちらから。
【FF7R考察】ザックスとジェシーは生きている?ザックスと対峙する神羅兵の周囲をフィーラーが漂い、彼の後ろに見えるミッドガルではフィーラーがドーム状の塊になっているように見えました。
これまでの考察通り、FF7リメイクの世界がパラレルワールドではないとするなら、あの光景は紛れもなく過去の風景です。
ザックスがこれから生きるか、命尽きるか、FF7の物語が始まるか否かの重要場面でもあるので、フィーラーが見守っているだけなのでしょう。
その後ザックスは軍を撃破したように思えましたが、再びの軍の強襲によって命を落とす、という展開です。
フィーラーにより過去の断片が視えてしまったエアリスは、だからこそ初恋の人の最期を知ることとなり、
「空 きらいだな」
の言葉が出たのです。
まとめ
パラレルワールド説ではなく、あえて逆の考察をしてみました。
フィーラーが修正しようとしている本当の未来は我々が知っている原作未来ではなく、星を滅亡に導く未来だとしたら、エアリスがラストでフィーラーを倒すことを拒否しなかったのも頷けます。
エアリスは、将来星を破滅に導くセフィロスを倒し、星に災厄が落ちてくる未来も阻止したいので、クラウドたちに協力を求めたのです。
セフィロスもフィーラーの望む運命には抗いたいため、クラウドに協力?を求めていました。
おそらくフィーラーは次回作以降も再び登場してくると予想していますが、今作で一度フィーラーを倒したので、その歪みから原作とは違いビッグスが生存していたり、もしかしたらジェシー生存の可能性もあると思います。
(極論を言ってしまえば、彼らが生きていてもFF7物語の根幹には影響がないので、生存していても特に問題無い。次回作で再びラスボスレベルの大物フィーラーを倒すことになれば、再び歪みが生じ、バレットらと接触して何らかの影響はあるかもしれない)
個人的にはザックスは既にしんでおり、フィーラーを倒す倒さない関係なく、今作エンディングでの姿は単純に過去の風景ではないかと考えているので、あえてこちらの説を推してみます。
実際はどうなるのか全く不明なので、次回作も楽しみです!
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考察読ませていただきました。
気になった点がつほどあるので、書き記したいと思います。
まず、次に、セフィロスとフィーラーの敵について。
原作では、セフィロスが自分を「俺」という時は素のセフィロスで、「私」という時はライフストリームに落ちた後のジェノバの分身になっています。
つまりこの考えで行くと、フィーラーはエアリスのみならずジェノバまで敵に回していることになってしまいますが、フィーラーの目的如何によってはそれもあり得ると思っています。
次に、エアリスが知っている未来について
エアリスは「星の本当の敵はセフィロス」と言っていますが、
原作で実際に星の敵と呼べるのは「ジェノバ」ですよね?
セフィロスは宝条とジェノバに利用された存在でしかないですし
ついでに言えば、ホーリーの発動を阻止しようとエアリスを殺したのも、セフィロスに擬態したジェノバLIFEでしかありません。
故にエアリスは、原作の自分が死ぬところまでしか知らないのかもしれません。
下手したら、原作で本当にホーリーを発動できたかすら分かってない可能性もあると思います。
逆にセフィロス(ジェノバ)は、星が滅亡する最期の瞬間まで見届けたのかも。
最後に、フィーラーを倒す必要性について
自分は、星が滅亡する未来を守ろうとしている説はこじつけすぎかと思います。
ただ、エアリスからすれば倒したら生存の可能性を邪魔されないし、ジェノバもホーリーによる敗北を防げるかもしれません。
セフィロスは「運命に抗うな」と言って出てきているあたり、余計なことをされた結果、消えるのを恐れているだけかと。
要は皆、未来を生き延びたくて必死になっているというのが、FF7Rのストーリーなんだと考えています。
長くなりましたが、以上が自分なりの考察です。
長内京人さんこんにちは。
戯言のような私の考察を読んで頂き、ありがとうございます。長内さんの考察が素晴らしく、逆に恥ずかしくなるくらいです。
セフィロスの「俺」と「私」の違い、そういうことだったんですか。原作の方は最近再プレイしていないので、教えて頂きありがとうございます。
仰るように、エアリスよりもセフィロスの方が未来?星の最期?を見届けているように感じますね。現在2周目をじっくりプレイしている所ですが、セフィロスのなんでも知ってる感が凄まじいなと改めて思います。
「未来を生き延びたくて必死」、確かにそうですね。エアリスの「好きにならないで」を聞くと、どうしても彼女は自分の原作未来を知っているのでは?と考えてしまうので、エアリスもそのように運命に抗って欲しいものです。
勉強になる考察、本当にありがとうございました。