【FF7R考察】リメイク版でのクラウドとティファの関係を探る

 

FFⅦ REMAKEにおいて、クラウドとティファの関係性をいま一度、おさらいという形で考察していきます。

 

*以下、FFⅦ REMAKEのネタバレがあります! FFⅦ REMAKEを未プレイの方はご注意ください*

 

リメイク版のクラウドとティファ

原作では誰に対しても基本はクール一徹だったクラウドでしたが、

【FF7R考察】ティファの性格が変わった? リメイク版ではクラウドとティファの親密度が更にアップ!

こちらの記事にも書いたように、リメイク版においてはティファに対してのクラウドの言動・態度が、非常に柔和な印象を受けます。

ティファには気遣いを示し、ティファからの言葉は素直に受け取り、自らティファの助けになるべく動き、第三者からのあからさまなティファとの応援には否定もせず、同じく第三者からティファの名前を聞けば即座に反応するというのが、リメイク版のクラウドです。

エアリスに「ティファって彼女?」と尋ねられた時も、さすがに彼女ではないと否定はしましたが、

「説明できそうにない」

と、曖昧な表現で終わらせていました。

友達なら友達と言えばいいだけの話なのに、「説明できない関係」と自分でもよくわかっていない思い?(恋愛感情にしろ単純に大切な人にしろ)をティファに抱いている、クラウドの内なる感情を表現しています。

プレイヤーによって、ここには本来のクラウドがティファに対して抱いていた、「初恋」の感情が見え隠れしていたと捉えても良いのでしょうね。

では、ティファはどうかと言えば、序盤でははっきりとわかるほど、クラウドに対して特別な感情があるようには見えません。

もちろん、チャプター14での抱擁はティファの好感度が高い状態での最高の場面であり、双方に好感情が無ければあのような抱擁にはならないシーンなので、あそこではっきりとわかりやすく、プレイヤーにクラウドとティファの関係を表現したのかな、と思っています。(エアリスの場合も同じですね)

とはいえ、ティファは思ったことを言葉に出さず内に秘めるタイプですし、クラウドと再会した時点で少なくとも好感情は持っていたのではないでしょうか。

ティファの悩みや本心は物語が進まないとわからないため、彼女の心の内は次回作以降の方がよりわかりやすく表現されるでしょう。

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同郷の友人で気を抜いているクラウド

クラウドとティファが初めて会話をするのは、チャプター3です。

ティファの紹介でアバランチの仕事を請け負ったクラウドなので、もちろんティファとは顔見知りだし、そもそも故郷が同じニブルヘイムという点で、二人には他の人間には無い、目に見えない繋がりがあります。

上記で述べたティファに対するクラウドの態度も、そう考えれば大いに納得できます。

5年前に村人をほぼ全滅に追いやられた辛い思い出のある同年代の二人が、故郷から遠く離れた土地で奇跡的にも偶然に再会できたのですから、お互いに気持ちを開くのはごく自然の成り行きでしょう。

特にクラウドは一見21歳の青年ではありますが、精神年齢は16歳で止まったままティファほど社会経験を積んでおらず、実際はティファよりも精神が未熟な部分もあるので、同じ故郷のティファにはかなり親近感が湧いているはずです。

お互いの子ども時代のことを知っている仲、更にクラウトとティファは故郷の給水塔で二人だけの約束をした、思い出深い仲です。

他の他人とは違う繋がりが二人にはあるわけで、そのような関係が、ティファには気を抜いている本来のクラウドの姿を曝け出すこととなったのでしょう。

それに加えて、ティファは美人、出るとこ出まくってスタイル抜群、かつ性格良し、料理上手という、男性視点で見れば文句無しの条件が合わさった最高の女性なので、そりゃあクラウドもティファに対して悪い感情なんて抱くはずがありません。

可愛らしい嫉妬をするティファ

リメイク版においても、クラウドとエアリスの関係を見てティファが嫉妬?するシーンは、少しだけあります。

地下下水道で先にティファに話しかければ、エアリスとの関係をクラウドから聞き出します。

「誤魔化してない?」

コルネオ屋敷の地下で初めて出会った女性が、自分のために危険な思いをしてまで乗り込んで来てくれたことについて、戸惑いがあるようでした。

だからこそ、クラウドとの関係が気になってしまったのでしょう。

列車墓場でエアリスがクラウドの腕に組みに行った時には、

「ハッ…」とするこの表情。

初めて芽吹いた明らかな嫉妬?の感情?

エアリスに腕を絡まれても文句のひとつも言わないクラウドにイラッとしているのか…?(笑)

で、エアリス同様にティファ自らクラウドの腕に絡みに行きます。

もしかしたら、これをきっかけにクラウドへの想いを自覚し始めているのかもしれません。

リメイク版でティファがエアリスに嫉妬のような感情を出すのはこのくらいで、その様子も原作に比べたらかなりマイルドな表現でした。

原作では、コルネオの地下牢で初対面のエアリスから、

「安心して。少し前に知り合ったばかりよ。なんでもないの」

暗にクラウドとの関係を否定されれば、

 

「安心って……何を安心するの? ああ、勘違いしないで。私とクラウドは単なる幼馴染よ。なんでもないの」

 

エアリスにサクッと反論してみたり、神羅ビルで捕まった時には、クラウドとエアリスの

「ボディーガード、依頼しただろ?」

「報酬はデート1回、だったよね?」

と言う会話を聞いて、

 

「…………なるほど」

「……!? ティファ! ティファもそこにいるの!」

「すいませんねぇ」

 

と嫌味っぽいことまで言っていたティファですが、リメイク版では性格も明るく世話焼きお姉さんになったためか、そんな姿は完全にカットされました。

ちなみに、怪我をしたジェシーをクラウドがお姫様抱っこした時は、特に嫉妬?している様子は無し。

怒っては……ないように見えます。

身体的接触で魅せるクラウドとティファ

クラウドとティファはお互いに助け合うシーンが多く、そのため身体的密着が誰よりも多いです。

序盤での一番の象徴的シーンが、伍番魔晄炉へ行く途中の列車から飛び降りてからの、これ。

原作ではティファを冷たく突き放していたクラウドですが、リメイク版では躊躇するティファをクラウドが抱きかかえ飛び降りるという、まさにキュンシーンとなりました。(時間制限を超えればクラウド一人で飛び降ります)

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こちらの記事にも書きましたが、この他にもクラウドの胸に飛び込むティファだったり逆にクラウドのピンチをティファが助けたり、二人の助け合う場面は原作よりもかなり多く表現されています。

しかもクラウドがティファを抱き止めたり手を繋いで走ったりと、何かと密着が多い二人となっております。

魔導士タイプのエアリスと違い、アクティブな動きができる格闘家のティファだからこその見せ場でもあるのでしょう。

ただ、ティファが何気に奥手な性格という設定が反映されている(割にはチャプター14でクラウドに胸トンしますが)のか、ほとんどは緊急時での救助場面での密着シーンです。

とはいえ、ティファのピンチには必ず助けるクラウド、助けられるだけでなくクラウドを助けることもできるティファ、という二人の関係性が、よくわかる今作となっています。

むしろ、自ら進んでの密着度が高いのは、ティファよりもジェシーでしたね。

ハグやチュッなんて、原作でもユフィにしかできませんでした。

助けられそうにないクラウドの名前を呼ぶ、悲痛な表情のティファも可愛い

個人的には、この後バレットに抱えられてしまい、ポカポカと背中を叩くティファも可愛かったです。

涙を見せて抱擁する関係

ティファの好感度が高い状態だと、チャプター14のそれぞれの決意イベントで、クラウドがティファを抱擁する二人の関係性が一番盛り上がっているシーンが見られます。

「全部 なくなっちゃった」

過去に家族と故郷を失ったティファ、再びそれらを失くしてしまい、その辛さを共有できるのは同郷のクラウドしかいなかったのでしょう。

この時のティファは、5年前にクラウドが故郷の現場にいたことはまだ知らないはずですが、クラウドに対しても気を許している大切な人or特別な気持ちがあったからこそ、クラウドの胸を借りる形で涙を流してしまったのかもしれません。

バレットの前では涙を堪えられ、クラウドの前では涙を堪えられないのですから。

不器用にティファの背中を抱き締めるクラウドが、案の定、女性経験が無さそうで笑えます。

ダブルヒロインとしての立ち位置

エアリスと比較しても仕方ないですが、わかりやすく解説するために一応。

ここより以下はエアリス版でも全く同じことを書いていますが、

【FF7R考察】リメイク版でのクラウドとエアリスの関係を探る

クラウドとティファは(変な意味でなく)身体的密着度の高いロマンスシーン、クラウドとエアリスは会話で魅せる精神的繋がりを表現することで、ダブルヒロインを対比させているように感じました。

奥手のクラウドとティファではどうしたって序盤からは会話だけで親密度を上げられず、もしお互いに想い合っていたとしても、とにかく進展が遅い恋愛になりそうです。

なので、クラウドとティファはわかりやすい言葉を交わさずとも、クラウドが普段からティファを気にかけていたり抱擁したり、会話以外でのコミュニケーションで親密度が上がっている様子が窺えるような演出になっているのかな、と思いました。

逆にエアリスは、素直に気持ちを言葉にして積極的にクラウドと関わろうとするので、エアリスの前向きで細やかな言葉掛けと対応だけで二人の関係性が変化していることが窺えます。

ダブルヒロインとの関係が発展するのは物語中盤以降なので、序盤の序盤しかプレイできない今作では、ティファもエアリスも、クラウドにとっては友情でも想い人でもどちらでも取れる関係に留めている辺り、上手な演出だと感心してしまいます。

またヒロインそれぞれの性格も、個人的には良い設定変更になったと感じています。

ティファの性格は、どちらかと言えば後ろ向きだった原作よりは前向きで明るくなり、エアリスの性格も、人によっては空気読めていないと言われていた原作よりは控えめで空気を読む明るさになり、両者とも人間関係をリアルに表現したことで性格がマイルドになり、万人受けするヒロインになったように思いました。

まとめ

リメイク版においての、クラウドとティファの関係をおさらいしてみました。

同郷出身者ということでティファには若干素も出てしまいながら、自分でも把握していない感情をティファに抱いているクラウド、序盤ではそこまでクラウドへの想いは明確に確認できないものの、後半になれば嫉妬らしい感情も出てきてクラウドには弱音も曝け出してしまうティファ。

クラウドもティファも奥手なだけに、序盤ではそこまで進展しない二人ですが、しかし着実に、ほんの少しずつ距離を詰めていることがわかる関係性で、その初々しさが逆に良かったです。

もちろん、この辺りは全てプレイヤーの受け取り方次第なので、明確な正解は無いですけどね。

また以前の記事で、ティファの方がどうしてもエアリスより出番が多く密着度も高いがために優遇されていると書きましたが、こちらの記事で書いた私の予想では、

【FF7R考察】リメイク続編のストーリーを予想・考察

次回作以降でエアリスが離脱するイベントまではエアリスを聖女化させ、更にその後の物語後半になればティファをメインに押し出してくるだろうと予想しているため、ある意味ヒロイン同士バランスが取れた演出になるのでは、とも考えています。

個人的には、エアリスの聖女化現象は好きではないんですけどね…。

メタ的予想になると、エアリスを聖女のような扱いにしてくるだろうなと、どうしても考えてしまいます。

 

 

 

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