【大長編・映画ドラえもん】「のび太の恐竜」名言ランキング!

 

ファンの間では名言が多いことで有名な「ドラえもん」シリーズですが、それはもちろん、大長編・映画シリーズにも共通しています。

今回は大長編・映画第1作目の「のび太の恐竜」から、超個人的主観で名言を厳選しました。

どうぞ、生暖かい目でお楽しみください。

*大長編第2作目「のび太の宇宙開拓史」名言ランキングは、こちらから!

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【大長編・映画ドラえもん】「のび太の大魔境」名言ランキング!

 

「のび太の恐竜」名言ランキングTOP7

原作の大長編版と映画版、ごちゃまぜのランキングとなっております。

 

7位 「ムニャ」

ムニャ。母ちゃん、かんべん!

 

藤子・F・不二雄、小学館「大長編ドラえもんVOL.1 のび太の恐竜」121ページより引用

 

原作・映画版に共通するジャイアンの台詞です。

現代の日本に戻るため、白亜紀の時代でアメリカから日本へ横断中、宿泊しているキャンピングカプセルで眠っているジャイアンの寝言です。

普段はガキ大将でケンカも強いジャイアンだけれど、母ちゃんには現実でも夢の中でも絶対に敵わない様子が、この寝言一言だけで伝わってきます。

どんだけ怖いの母ちゃん。

6位 「やめた!」

今日から冒険旅行の記録をつけよう。

冒険のボウってどんな字だっけ……。

やめた!

 

藤子・F・不二雄、小学館「大長編ドラえもんVOL.1 のび太の恐竜」92ページより引用

 

原作のみの、のび太の台詞です。

何かしようと思い立っても、すぐにやめてしまう飽きっぽさ、これぞのび太クオリティー

映画ではカッコ良さが目立つのび太(とジャイアン)ですが、やはりのび太の性格は一向に変わっていません。

ダメっぷりが自分だけではないと安心できます。

ちなみに、映画版ではしっかり日記を書いています。

5位 「あったかーい目…」

あったかーい目…のつもり

 

藤子・F・不二雄、小学館「大長編ドラえもんVOL.1 のび太の恐竜」8ページより引用

 

今では有名になったドラえもんの「あったかーい目」です。

リメイク版の「のび太の恐竜2006」では、あったかーい目をするために、ドラえもんの表情がコロコロ変わるというギャグシーンに変わっていて、子どもたちの笑いを誘っていました。

強がりを言ってしまい仕方なく自分で恐竜の化石を発見しようと珍しく机に向かって勉強しているのび太に対し、ドラえもんは保護者の気持ちでのび太を温かく見守ってくれているのです。

その直前に「あの頭では半分も理解できていないだろう」なんて暴言も吐いていますが。

4位 「くやしいんだよ」

くやしいんだよ。しずちゃんを守ってやれないのが。

あんなにこわがってるのに、なんにもしてあげられない。

 

藤子・F・不二雄、小学館「大長編ドラえもんVOL.1 のび太の恐竜」136ページより引用

 

原作のみの、のび太の台詞です。

ドラえもん一行がタケコプターでアメリカを横断中、プテラノドンの大群に囲まれてどうしようもなくなってしまった時の、のび太の言葉です。

涙を流しているのび太にジャイアンが

「泣いてるのか?」

と聞いたら、この返答。

プテラノドンに襲われた恐怖で涙しているのではなく、大好きなしずかちゃんが怖がっているのに何もできない自分の不甲斐なさに涙しているのび太の強さ・優しさが伝わってくる言葉ですね。

映画版では特にカッコ良くなる傾向が強いのび太とはいえ、原作ではしずかちゃんを思いやっている姿が随所に見られます。

3位 「おれは歩く!!」

おれは歩く!!

のび太といっしょにな!!

 

藤子・F・不二雄、小学館「大長編ドラえもんVOL.1 のび太の恐竜」146、147ページより引用

 

原作のみのジャイアンの台詞です。

黒い男からピー助と引き換えに現代に戻して貰える条件を突きつけられた後、仲間たちでどうするか話し合っている中、

「おれ……歩いてもいいぜ、日本まで」

と言うジャイアンのこの言葉に驚愕するスネ夫に、力強く宣言するのです。

「おれがタケコプターを落とした時、お前、手を離さなかったもんな」

と、プテラノドンに襲われた時に助けてくれたのび太と固く握手するシーンが、とても素晴らしいこの展開。

助けて貰った恩は絶対に忘れない漢の中の漢、それがジャイアンなのです。

2位 「いいとも」

いいとも、生死を共にした仲間じゃないか。

 

映画「ドラえもん のび太の恐竜」より

 

映画版のみのスネ夫の台詞です。

危険を乗り越え白亜紀から無事に現代の日本に戻って来た後、のび太の家から帰る途中で、

「スネ夫……宿題、見せろよな」

さも当然かのように優しく、自然に頼んできたジャイアンに対し、スネ夫も優しく快諾するのです。

大冒険を終え、絆がより深まった二人だからこそできる会話……そこは威圧も脅迫も暴力もない、優しい世界でした。

1位 「食べてみせる!」

ウソだったら鼻でスパゲッティ食べてみせる!

 

藤子・F・不二雄、小学館「大長編ドラえもんVOL.1 のび太の恐竜」12ページより引用

 

原作・映画版に共通するのび太の台詞です。

スネ夫に恐竜のツメの化石を見せつけられて自慢され、腹が立ったのび太が悔し紛れに

「恐竜まるごとの化石を発掘してみせる!」

と宣言した後に言い放ったのがこの台詞。

ファンの間ではとにかく有名な台詞で、映画版ではこの頓珍漢なのび太の出まかせから、「のび太の恐竜」の物語は始まったと言えます。

焦ると出まかせを言ってしまうのがのび太の悪い癖とはいえ、よくもまぁこんなくだらない斬新な発想ができるなぁと、その発想力に尊敬の念すら抱いてしまいます。

しかし、勝負事や大事な約束をする時にこの台詞を真似て言うと、逆に胡散臭さが増すので注意が必要です。

*「スパゲッティ」関連の名言は、次作の「宇宙開拓史」でも出てきます。

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まとめ

大長編・映画ドラえもん第1作目「のび太の恐竜」の名言ランキングでした。

さすが国民的漫画でもあるドラえもん、大長編シリーズでも名言はしっかりと残されていました。

映画版はもちろん、原作版の方にも名言があるというのも面白いですね。

*更に「のび太の恐竜」を語り尽くしている記事は、こちらから!

【大長編・映画ドラえもん感想】ドラファンが「のび太の恐竜」を語り尽くす!

*「のび太の恐竜」のタイムマシン考察記事は、こちらから!

【大長編・映画ドラえもん考察】「のび太の恐竜」で、ドラえもんはなぜタイムふろしきを使用しなかったのか?

*リメイクされた「のび太の恐竜2006」の感想記事はこちらから!

【映画ドラえもん感想】「のび太の恐竜2006」の感想! 原作・旧作映画とも比較してみた

 

私は1980年の大山ドラ推し♪

旧声優陣の「のび太の恐竜」が入っているDVD BOXで、名言を探してみるのも良き!

原作の大長編シリーズも、隠された名言がたくさんです。

 

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